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2009年11月 7日 (土)

虹の橋

昨夜、10:45頃、うちで飼っていた猫のナーサンが息をひきとりました。

 

ちょうど2年前、道で怪我をして死にかけていたところを拾って、獣医さんに連れて行き、そのままうちの子になった猫でした。推定年齢は13~14歳というところでした。

高齢からくる腎不全を患い、約2カ月毎日のように病院に通いながら点滴で命をつないできましたが、とうとう、昨夜戻らぬ命となってしまいました。

だんだん衰弱して、5Kgあった体重はここ1カ月で3.2kgまで落ち、自力では立つこともできないくらいでした。いつ逝ってもおかしくない状態だったので、心の準備はできていましたが、やはりつらいですね。

ただ、苦しまずに逝けたことと、最後を笑って腕の中で看取ることができたことで救われる気がします。体が冷たく硬くなるまで、横でずっと体をさすってあげ、昨日はいつものように同じ布団で寝ました。

毎晩夜中に起きてマッサージをしたり、水を飲ませたり、できるかぎりのことをしたつもりです。十分にやったので、悔いは残っていません。うちに来てくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。

ナーサンがうちにやってきたのは、ちょうど以前飼っていた犬を亡くして2年が過ぎた頃でした。通勤途中、道端に血だらけで皮が剥げた状態でうずくまっていた猫がいたんです。そのまま見過ごすこともできずに、病院に連れて行き、傷がよくなるまでと思い、うちで面倒をみたのがきっかけです。猫の里親募集のページで貰ってくれる人を探しましたが、高齢ということもあって、なかなか飼い手が見つからず、うちで飼うことになりました。

よく見ると、体のあちこちに傷があり、歯や爪が欠けていたり、凄まじい生活を送ってきたんだということがわかりました。うちでの生活は、とても穏やかで、おそらくは人生初のホットカーペットの上で極上気分でうとうとしたり、毎晩ふかふかのベッドの上で眠るのも多分初めてだったんだろう思います。人生初の猫じゃらしに興奮したり・・・、たくさんマッサージしてもらったり。

もう少しだけ、そういう生活を続けさせてあげたかったなぁ・・・。

  

この世に生きる者にとって、死は避けられないものなんですね。

こんな小さい生き物の死を前にして、どうすることもできない自分の無力さを痛感しました。
私たちは無力です。本当に、どうすることもできないんですよね。

ナーサンは幸せだっただろうか?うちに来てよかったと思ってくれてるだろうか?
そんなことを何度も何度も自問自答していまいます。

  

今日は一晩うちで一緒にすごして、明日、火葬してこようと思います。

  

虹の橋でまた会えると思っています。

     *虹の橋(ペットを飼っている者の間では有名な、作者不詳の詩です)

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