2008年9月 7日 (日)

「ぼくは うみが みたくなりました」

WC予選日本VSバーレン戦のため、AM3:30に起きて、だいぶ寝不足のmackyです。とりあえず勝ち点3。何はともあれよかったよかった。

 

ぼくはうみがみたくなりました ぼくはうみがみたくなりました

著者:山下 久仁明
販売元:ぶどう社
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前からずっと読んでみたかったんですが、やっと読むことができました。

自閉症の男の子を主人公にした話です。これが、とってもいい話で・・・。

内容は、ネタバレするといけないので、本の紹介に載ってたものをそのまま(以下抜粋)------「明日美は、看護学校に通う女子学生。だけど、学校をやめようかと悩んでいた。そんな明日美が、一人でドライブに出た。つらかったり悲しかったりしたとき、いつもいく場所があった。そこで、少し年下に見える彼と出会った…。「海を見に行きませんか?」明日美は、彼をドライブに誘ってみた。彼を助手席に乗せ、湘南へと向かう。でも、ちっとも楽しくない。彼は、名前も教えてくれない。一言も口をきいてくれない。こんなことなら一人の方がよっぽどまし…。海岸沿いの駐車場で休憩していると、老夫婦が、声をかけてきた。城ケ島まで乗せてって欲しい、と言う。二人でいるより四人の方が気楽になれそう。こうして、4人の小さな旅がはじまった。1泊2日の小旅行…。やがて明日美は、彼が少しずつわかってきた。自閉症が、ちょっとだけわかってきた…。 」------(以上、抜粋)

読んだ後、とっても温かい気持ちに包まれるのはなんでだろう?無理に感動させようという話でもなく、単に自閉症の子の話に終わるわけでもなく、途中色んな仕掛けがしてあって、物語としてとても良くできています。

そんでもって読み進めていくうちに、私達はいつしか明日美の視点で、自閉症の彼のことがだんだんわかってくるんです。そして、彼についてもっと知りたいと思うようになるはずです。

現在映画化に向けての撮影は終わり、編集作業に入っているようですね。引き続きカンパ金も募集しているらしいです。
HP⇒映画『ぼくはうみがみたくなりました』製作実行委員会

まだ読んでいない方、是非是非、おススメの一冊です★

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2008年9月 3日 (水)

どうすれば・・・

今日は、いつもより一本早い電車に乗った。

いつもと違う電車に乗ると、いつもと違う風景がある。

どこからか、こどもの泣き叫ぶ(というよりは絶叫に近い)声が聞こえてきて、それがだんだんこちらに近づいてきた。感覚的に、いつも聞いている声。たぶん、自閉症の人が叫んでいる声だ、とすぐわかった。

声の主を見ると、中学生か小学校高学年くらいの子。その子を、そのお母さんと思える人が必至に引っ張っていた。

その子が発している声や、自販機や車両の窓をバンバン手で打ちつけるような状況には、普段接しているので、違和感がなかったし、何を嫌がってるんだろうなぁ?これからどこ行くんだろうなぁくらいに思ったんだけど。

その隣のお母さんを見て、私は、とてつもなく自己嫌悪に陥ってしまったというか、どうすることもできない自分が腹立たしかったというか・・・。

私と同じ車両に乗ったんだけど、お母さん、ずっとだれとも目を合わせようとしないんだよね。ずっと下を向いたまま、体中から「すみません」という思いが発射されてて、口をずっと食いしばってた。自分より大きいその子を必至で壁際に抑えていた腕には、無数の引っかき傷がついてた。他を寄せ付けない形相だった。。自分ひとりでなんとかするっていうそんな覚悟みたいなのを感じた。1人でどんだけ苦労してるんだ、っていう思いがした。

そんでもって、その隣に乗ってたサラリーマンらしき男の人が、スススーっと、その親子の傍を離れてった状況に。なんだろ、この国の冷たさをまじまじと見たっていうか。当事者だけじゃない、その家族にも、この国はどんなサポートをしてるっていうんだ。

電車に乗ってる間、この親子の苦痛を取り除くにはどうしたらいいんだろうと必至で考えた。

結局、私は次の駅で降りたので、それまでに何も行動には移せず・・・。自分だって、何もできなかったんだけど。例えば「大変ですね」とか声を軽くかけたりした方がいいのかな?とか、あるいは・・・、色々思ってみたりしたんだけど、結局は見護ることしかできなくて。

普段私は、当事者としか接してなくて、その家族のことまでは、殆んど考えてない。
ボランティアで接する家族の人達は、みんな明るくて楽しい人達ばかり。だけど、みんな普段はこんなに必至なのかな?色んなことを考えた。

何もわかってないって思った。

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2008年8月25日 (月)

自閉症カンファレンスNIPPON/2日目

オリンピックが終わつてしまつた。。。ちょっと寂しいmackyです。
ぬぁ~。今日から何見ればいいんだぁ~。

  

「自閉症カンファレンスNIPPON」2日目。午前中の分科会は、用事で行けなかったんですが、お昼から参加できました。

午後からは、佐々木先生とメジボフ先生の公演があり、とてもいい話を聴く事ができました。参加してよかったと思います。

メジボフ先生の「CORE VALUE」と題した話は、まさにTEACCHの核となる考え方の部分を話していただけたので、ものすごくよく理解することができた気がします。

「TEACCHというと、構造化やスケジュール、ワークシステムなどのテクニックの部分が前面に出てくることが多いけれど、そうしたテクニックにはしる前に、スピリットの部分を理解していないと意味がない。」(うんうん、そうだよなぁ・・・。)

なんつうか、英語で聞くと、日本語でごちゃごちゃ説明されるより、ストレートに結構頭に入って来る気がしました。モチロン、通訳がないと全部わかるわけじゃないんですが。

一番心に残っているのは、「Autismではなく、People with Autism」という言葉。
「自閉症というと、専門家である私達はついそのAutismにばかり目が行ってしまう。そこだけに焦点を当てるのではなく、彼らは私達と同じ人間。(just like me, just like you. )彼らのPeopleの部分に焦点をあてなきゃいけない。そこにニーズがうまれる。モチロン、自閉症の特性をよく理解する事は大事なことだけれども、」(うる覚えですが・・・。うんうん、そうだよなぁ・・・、このブログのテーマと同じようなこと言ってるじゃん、先生(涙)・・・と。TEACCHのGeneralist modelというのはこうした意味もあるのだろうなと)

昨日のスーザン先生の話には、SMILE, FUNというような肯定的な明るい単語がたくさん溢れていました。

この国の体制やそれによる現場の混乱など、なんだか暗い話ばかりになりそうな福祉の世界ですが、この二人の話からは、とてもポジティブで肯定的で楽しい、そんな言葉をたくさん頂けた気がします。

そんなんで、やる気をもらったわたくし。今日から、また現場で頑張っております。
もっと現場にスマイルを振りまいてやれ~~って感じで。

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2008年8月23日 (土)

自閉症カンファレンスNIPPON

あぁ・・・毎日だらだらとニート的生活に浸りきってしまった夏休み。。。オリンピックは全部見たぞ全部。。。
ということで今週から仕事がはじまったけども、体が・・・頭が・・・全くついていかなかったmackyです。

  

さて、このブログでも紹介した「自閉症カンファレンスNIPPON」今日、大妻女子大まで行って来ました。

ノースカロライナTEACCH部の方の生のお話が聴けたのはとてもよかったです。私は、利用者の支援プログラム作成などに関わることはないのですが、現場で最も身近に利用者に関わる身として、考え方の基礎を知っておく事はとても重要なことだと思います。そういう意味で、ホンマもんに触れることってすごく有効だと思うんですよ。

今日の講演の中で、TEACCH部セラピストのスーザン・ホズウェル氏が言っていたことが心に残っています。「私達の仕事は、行動管理ではない。当事者が自分で自分の行動を管理できるように手助けすること・・・」

私は、自閉症の方々と接するようになって、まだ1年も経っていません。その特性や支援についても最近勉強し始めたばかりです。でも、そういう私が聴いても、良く分かる講義でした。内容もとても興味深かったです。

明日もあるので、今日はこの辺で・・・早く寝ます。。

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2008年8月 6日 (水)

「利用者のために・・・」との決別

「NEVER SAY NEVERや!」by 清原・・・。最近のマイHITです。
訳すと「もうできないとは絶対言わない」。そういう泥臭いもがきをしている清原にとても惹かれます。一流と言われる人達でさえもそれほど必至で頑張ってるんだなぁと。こんばんわ、mackyです。

 

いよいよ来週から夏休み。相変わらずノープランの我が家です。
最近読んでいる本があります。というか以前もこのブログで紹介した本ですが、もうかれこれ・・・何度も読み返しています。

デキる福祉のプロになる現状打破の仕事術 Book デキる福祉のプロになる現状打破の仕事術

著者:久田 則夫
販売元:医歯薬出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そのなかの一説に最近大きな気付きをもらいました。(以下、抜粋)

「大切なのは、顧客のためにという姿勢と決別すること。そして、妥協せず徹底的に顧客の立場で考える姿勢への転換を決意し、行動を起こすこと。」以上、抜粋)

最近このフレーズがとても心に響いています。そして何度も読んでいたにも関わらず、「利用者のために」と思い行動していた自分を反省しました。そして、もうこの「利用者のために」という言葉は捨てようと思いました。忘れないように書いておこうと思ったまでです。

徹底的に「利用者の立場で考える」に最近ようやく気付き始めた気がします。

「○○のために・・・」っていうと聞こえはいいけど、それって、気をつけないと時におしつけがましくなってしまうこともあるし、「○○のためにしてあげたのに、ちっとも・・・」という考えにも繋がりやすい気がする。実際そう考えてしまうこともあったし。。。

それに「○○のために」って少し上から目線な感じもします。
最近は、利用者と同等よりも、ちょっと半歩くらい下がった立ち位置で接しようかなぁなんて思って行動していました。

そういう風に行動してると、初めて見えてくるものがあったんですよねぇ。あ~私がこうだったらとか・・・。そういう風に接して初めて見せてくれる一面もあったり。

わかってたようで、ちっともわかってなかった自分に気付いてちょっと反省・・・。
明日でしばらく利用者の方々ともお別れですが、夏休み明けから、またがんばろう!と決意したわたくしです。

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